この世にやりたいことをやって
飢え死にした人はいるのだろうか?
- いません。
演技をしたくて、がむしゃらに猛進した結果
飢え死にする人はいるだろうか?
- 一度探してみて下さい。
ロシアでロシア語を学び
ある日先生に初めて一言問いてみました。
“先生、私はなぜこんなに辛いのでしょうか?”
すると先生は、ある哲学者の詩集を下さり
勉強して来なさいとおっしゃいました。
そこには
“あなたはなぜ辛くないことが
良いことと考えるのですか?”
と書かれてありました。
私は ”人生の幸せとは 苦痛がないこと”
と信じていたので、とても衝撃的な内容でした。
考えてみたら、人生において、辛く厳しい時と
そうでない時は50%ずつあって、
もう少し考えてみると、楽しく幸せな時間より
辛く苦悩の時間の方がより多いのです。
それがまさに人生なのだと。
自分自身の辛く厳しい時間を愛せなければ
自分の人生自体をも愛せないという意味なのです。
それならば
辛く厳しい時間を愛する方法を学べばいいんだ。
と悟りました。