パクシニャンFUN奨学会 9月の御挨拶(定期メール)

皆さんお元気にしていらっしゃいますか?

パク・シニャンです。

 

秋が始まり何だか変な気分です

訳もなく寂しい気がしたり嬉しい気分になったかと思うと、急に落ち着いたり、昔のことが思い出されたりとそんな感じです。

なので‘秋を感じる’(韓国語では'가을 탄다'直訳すると‘秋に乗る’となります)と言うのではないかと思います。

あ、韓国語では '탄다(タンダ)'という表現が色々と使われますが、日本ではどのように解釈されるかはわかりません。

この秋を満喫するために、数日前ジュニアメンバーのチェ・ジェヨン君と江原道に23日の登山に行って来ました。

色々楽しい話をしていたのですが、その中でとても嬉しいことがあったのでお伝えしたいと思います。

それはチェ・ジェヨン君が自身の名をかけた奨学金を作ることを始めるということを言ってくれたことです。
これは時間のかかることですが、"始める"という言葉に、そのような気持ちを本格的に持ってくれたということに、私はすごく嬉しくなりました。

 

私にとって奨学会の方向性がいつも一番の大きな宿題であり、悩みでもあります。

"誰を助けなければいけないのか?、どのようにしなければならないのか?、奨学会の核心と本質は何か?"ということについていつも考えています。

特に前回の6期奨学生のオーディション以降、この質問は私にとってより重いテーマとなりました。

明らかなことは、奨学生達がいつかはまた別の人達を助けることが出来る基盤となってくれることを望んでいたのですが、

チェ・ジェヨン君がその"スタート"を切ってくれることとなり、嬉しい思い出いっぱいです。


こんなことをいつも考えます。

10年、2030年後に、そして50年ぐらい経ち、私がこの世からいなくなった時、私と皆さんが努力してきた中で、何が残っていなければならないのか、そして何が持続されるべきなのか?

奨学会で寄付天使の皆様から受け取った愛と応援がより多くの人々に広がらなければならず、継続しなければならない。

私が生きて頑張って働ける間、これを実践できるよう努力しなければならない。そうできるように、その基礎を堅固にしなければならない。

実際のところこれまでの間私たち奨学会は実に様々なことを試み、志向点と方向性を探すための努力を行ってきました。もちろん今も同じで、これからも変わりません。
奨学会は奨学生を選抜し、奨学金を支援する1次的な任務が明らかですが、私たち奨学会はもっと違う点があると思います。

夢を応援する奨学会、人々にその夢を分かち合う奨学会、そしてその夢が人から人へ伝わり、さらに膨らむ奨学会。夢がお互いを応援し激励する奨学会です。
奨学会の意味を"考える人"ではなく、奨学会の意味と奨学会を"実際に実践する人々"が一堂に会した奨学会をいつも考えています。

 

なぜならば、考えることは実践とは違うからです。 

そんな意味で、今回のチェ・ジェヨン君との旅行での彼の覚悟は色々な意味が込められていて幸せでした。
チェ・ジェヨン君が寄付天使の皆様の愛と応援のおかげで大きく成長したようで、とても嬉しかったです。
私はチェ・ジェヨン君が自身の夢をかなえられるよう支援していきます。

遠くない未来に、いやもしかしたら、すぐに、チェ・ジェヨン君が自身の名前で奨学金を作り、それを維持するために努力し、共に良い演技者になっていくという夢を描いてみます。 
奥深い秋の気候ぐらい気分がとても良いです。 
そして多くの奨学生達が自身の奨学金を作り、後輩たちに応援を伝えていくことが流行のように広がっていく日も思い描いて見ます。
 
寄付天使皆様、ありがとうございます
私たちが最初に持った考えが実践され持続されるように、絶えずより努力していきます。
このように季節が変わるたびに少しずつ成熟する奨学会になっていると自らも確信しています。 

幸せな秋にしてください。

                    パクシニャンFUN奨学会 パク・シニャン